朝晩だいぶ涼しく感じられるようになってきましたね。うさこにとってはツライ冷え性との闘いの始まりになります。
もくじ
平熱36.5℃以下の人は冷え性?
人間の体温は36.5~37.1℃くらいが健康的な体温だそう。体温は免疫力と密接に関係していて、体温が下がると免疫力が低下。風邪を引きやすくなるだけでなく自律神経やアレルギー症状が悪化することになりやすい状態になってしまいます。
低体温=冷え性ではない
じゃあ体温が低いと冷え性なのかというとそうでもない(じゃあどうなんだ)。
日本人は外国の方に比べて体温が低いといわれていますよね。民族的な違いもあるし、もともと低体温気味の体質の人もいます。要は不調があるかないか。平熱の体温が低くても健康であれば問題なし。
因みに、アメリカには「冷え性」の概念がないってご存知でしょうか?冷え性の英語の表現も「寒さに敏感」「寒さが苦手」といったもの。病気と認識されていません。
ともあれ体温が高かろうが低かろうが『冷え』を感じていれば冷え性なのです。寒い時期に慢性的に身体が冷えて辛いと感じるようであれば”冷えとり”をして体質を改善していきましょう。
低血圧=冷え性?
低血圧は血液を体中に送るチカラが低下している状態。
低血圧で血流が滞りがちだと体温調節がうまく働かず、一度冷えるとずーっと冷えている状態が続くので冷えが”辛い”と感じます。
冷え性とは血行障害
慢性的な『冷え』を感じる原因はざっくりと大まかに分類すれは次の3つです。
- 筋力の低下
- 自律神経の乱れ
- むくみ
1.筋力の低下
血行不良となるのが筋力の低下によるポンプ機能の低下です。特にふくらはぎ。ふくらはぎの筋力がアップすると下肢にたまった血液を心臓に戻す助けになります。
意識的につま先立ちをする。エレベーターやエスカレーターを使わずに階段で上り下りして汗をかかずに運動できる冬こそふくらはぎを鍛えましょう!
2.自律神経の乱れ
睡眠不足などが続くと体温調整をしたり循環にかかわる自律神経の働きが鈍くなります。ストレスでも冷え性になるのはこのせい。特に女性は月の物があるので影響を受けやすく、気をつける必要があります。
- 不規則な生活、睡眠不足
- 女性ホルモン
- 生活習慣
3.むくみ
デトックスやダイエットのために水をたくさんとる方もいますが、水分のとり過ぎは肝臓の負担になります。腎機能が低下すると細胞にたまった水が排出されず、むくみがおこります。また、タンパク質不足やリンパの流れの滞りもむくみの原因になります。
貧血からくる冷え性は要注意
女性の悩みに多いのが「冷え性」「低血圧」「貧血」これらは密接に関係しています。もし健康診断で貧血を指摘されてかつ冷え性だったら要注意。いくら改善しようとしても臓器が酸素が足りずにエネルギー不足になっています。めまいや疲れが一向にとれないなど、貧血に心当たりのある冷え性の方は自分が貧血かどうか、一度医療機関でチェックしたほうが改善の近道かもしれません。
冷え性を治すには
冷え性を治すにはただ温めるだけじゃダメ。ポイントは3つ。やっぱり保温をしつつ、体質改善いく必要があります。
- 熱を作りやすくする
- 血液の循環を良くする
- 熱を保つ
具体的な方法としては体温の恒常性を保つ機能を正常な状態に戻す体質改善をしていく必要があります。
- 漢方のチカラを借りる
- むくみを解消する
- 充分なタンパク質を含んだバランスの良い食生活を送る
- 運動で筋力アップ
- お酒を飲みすぎない
- (特に女性)ガードルなど、下着で過度に締め付けない
- 首元、足首、腰など冷えやすい部分を保温する
- 半身浴など、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
それでも冷えはつらいもの。少しでも温かく過ごせるようにちょっとした工夫や運動で冷えとりができます。うさこの冷え対策グッズをご紹介します。
冷え性対策グッズあれこれ
しょうがのはちみつ漬け
ショウガをスライスしてはちみつに漬けたシロップはお湯で割っていただきます。うさこ母の手作りですが鬼のようにショウガを詰め込んでいるので、市販のものにはない高ピリピリ感が病みつきです。就寝前に飲むとポカポカで眠ることができます。
極厚レッグウォーマー
これもうさこの職場での必需品です。外しやすく普通の靴が寒冷地ブーツに早変わり!暖かさは半端ないです。中綿タイプで洗うことができます。画像だとサイズ感はわかりづらいですが、ひざ下から足首までをがっつり覆うタイプです。底冷えする場所では大活躍します。
余談ですが、はじめはデスク下の防寒を重きにおいて、断熱パネルなどをやっていましたが、席を立つ機会が多い、ひざ掛けがその度におちるという経験から足首そのものの防御になりました。
無印良品のちくちくをおさえたタートルネックウォーマー
こちらは薄手で室内で使えるネックウォーマーです。首元が冷えるときはこれをつけたまま寝ます。ニットのチクチクがだめなうさこの愛用アイテムです。
ゴリゴリ棒(めん棒)
いわゆるマッサージローラーというものですが、まさしくゴリゴリな音がしそうなグッズなので「ゴリゴリ棒」と呼んでいます。冷えの原因、セルライトを直接攻撃して血流を促進するアイテムに昔からめん棒が使われてきました。うさこのめん棒はコレ。力を入れすぎると痛いので気持ち良い程度でふくらはぎをコロコロするとすぐにホカホカしてきます。運動するのは大変ですが、こういったものから試してみてもいいと思います。